企業がTwitter運用する上で運用者がやってはいけない事とは?

Twitter, ソーシャルメディア

Twitterで企業アカウントを運用するなら、やってはいけない事が幾つかありますので知っておくと良いでしょう。
今回は、Twitterの企業アカウントでやってはいけない事についてご紹介いたします。

企業アカウントがやってはいけない行為とは?

プロフィールを設定しないで運用

キャラクター設定が定まっていなかったり、Twitterのプロフィールやアイコンの画像などを設定せずに運用していると、企業アカウントとして認知してもらえないのでフォロワーも増加しにくいでしょう。

投稿で権利侵害

キャラクターの画像や写真、音楽などには著作権があります。
文章も他社の商標や商品名などの名称によっては知的財産権で保護されている場合もあるため、安易に無断で使用するのは避けるべきです。
トレンドを取り入れた投稿などを行う場合はきちんと権利を守って発信しなくてはいけません。
法的措置に発展する可能性がありますので、画像や動画の無断転載しないように気をつけたり、権利侵害や法律違反しないように配慮する必要があります。

Botの利用

Botやツールを使うと手っ取り早く運用を進められると思うかもしれませんが、Twitterの規約で禁止されていてアカウントが凍結になる事が考えられますし、ユーザーにスパムアカウントだと認識されたり炎上するリスクもありますので使用は避けた方が良いでしょう。

炎上後の誤った対応

謝罪もせず炎上した投稿を削除して隠蔽しようとしたり、批判的な意見に対して不誠実だったり、対応を間違えてしまうと、さらに炎上が広がってしまう事が考えられます。

気をつけるべき投稿とは?

宣伝ばかりの運用だと広告臭が強くなってしまいますが、生産性のない内容ばかりだと飽きられてしまいますので企業とは無関係な話題ばかりしない方が良いでしょう。
下書きしていた投稿を誤って投稿してしまう誤爆や、誤字脱字などのちょっとした投稿ミスでもユーザーからの信用が失われる事が考えられます。

問題のある投稿内容に注意

時事の問題について投稿した内容が不謹慎だと思われる可能性がありますし、愚痴や批判や下ネタなどのユーザーを不快にさせる内容、誤解を与えるようなステマや傷つけるような失言の投稿はNGです。
賛否両論ある話題を投稿する場合は反対意見を持つ人たちから批判されて炎上するリスクがあります。センシティブかつデリケートな話題は避けて、倫理観やモラルを考慮してプロモーションを行う必要があるでしょう。
過去にバズった他人の投稿文をコピーして同じ内容を投稿するのもNGですから、文章は自分自身で考える必要があります。

避けた方が良い行為

アカウントの私物化

企業アカウントは個人のアカウントとは異なりますが、担当者が一人だけで運用している場合はアカウントを私物化しやすく、投稿内容が偏ってしまい炎上のリスクが高まります。
属人化してしまうと、担当者が退社した場合に企業にTwitter運用のノウハウを残す事ができない可能性があります。
軟式アカウントのようなカジュアルさよりもカスタマーのような堅い文章を心がけた方が無難でしょう。
企業アカウントとは別に個人のアカウントを持っている担当者は、間違ってログインしてしまうとトラブルに発展する事が考えられます。

特定のユーザーとの馴れ合い

ユーザーからのリプライなどリアクションに対して無反応というのも良くないですが、対応が偏りすぎるのも問題です。
ユーザーの中にはユニークなリプライをくれるため、当人同士は楽しく盛り上がれるかもしれませんが、特定のユーザーとばかり馴れ合っていると第三者からは他のユーザーを蔑ろにしているという悪い印象を持たれる可能性が高いでしょう。
他の企業アカウントとも関わる機会があるかもしれませんが、馴れ合いしすぎると遊んでいると認識されて企業イメージにも影響が出る事が考えられるでしょう。

やってしまうとどうなる?

投稿が炎上してブランドイメージが損なわれて企業としての信用を失ったり、Twitterでのマーケティングが失敗に終わる事が考えられるので注意しましょう。

まとめ

企業がTwitterアカウントを運用するなら、事前にプロフィールを設定したり、炎上後の対応についても予め決めておく事が大切です。また、権利侵害しないように細心の注意を払って投稿する必要があるでしょう。
投稿ではユーザーを不快にさせるような内容を避けて、公序良俗に反しないように配慮しましょう。
企業アカウントは企業の顔ですから他社の企業アカウント運用を参考にしつつ、慎重に運用してSNSマーケティングを実施していきましょう。

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